【体験談】中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)の申込はいつまで?申し込み方法は?(個人事業主向け)

倒産防止共済の資料一式

「今年は思ったより売上が多く出た……!
 嬉しいんだけど、税金が怖いなぁ」

そんな個人事業主・フリーランスに
おすすめの節税方法が
中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)

私がこれを知ったのは、11月はじめのこと。
一緒にお仕事しているクライアントさんから、
こんな風に言われたのです。

「まみーなさん、今年、売上出てるでしょ? ちゃんと税金対策してる?
 って言っても、今からできることも、あんまないけど……」

そして、こんなことを教えてくれました。

 ↓↓↓

・倒産防止共済は絶対やったほうがいい!
 1年分前納ができて年間240万円まで損金にできる。
 (まみーな補足:個人事業主は「必要経費」扱い。
 後で知ったのですが、初年度のみ最高で460万まで入れられた)

税金の繰り延べだから、解約するときにはその分の税金は払うことになる。
 けど、波がある仕事ならやっといて損はない。

・金額は調整できるから、来年も売上が出るならまた240万つっこめばいい。
 合計で800万まで積み立てられる。

・12ヶ月経ったらいつでも引き出せるし、3年ちょいで満額返してもらえる。
 倒産防止共済は縛りがそこまでないからいい。
 401kとかは60才にならないと引き出せないから、俺はあんまりオススメはしない。

・あと、小規模企業共済も最高で年間90万くらいつっこめる。これは、まぁ好みで。
 (まみーな補足:月額最高7万だから年間84万がMAX。
 20年経たず解約すると元が取れないかららしい)

・ ・ ・
・ ・

Web系のフリーランスなんて、
仕入れが発生するわけでもなし、
常勤の雇用があるわけでもなし、
一気に240万円を経費にできたら、そりゃぁ、大きいです。

……というわけで、
私が実際に倒産防止共済に加入手続きをした全記録を公開します。

私と同じような方のお役に立てますように!

※ 今回の記事は2018年11月に申し込みを行った時の情報に基づいています。
最新情報は公式サイトもしくは電話窓口でご確認ください m(__)m

いつまでなら、今年の確定申告の経費算入に間に合う?

気付いたのが遅かったから、もう年末が近い!!
いつまでに手続きすれば間に合うのか?!

ネットで見ると「『10月まで』だからギリ間に合った」という声も?!

真実はどうなのでしょうか?

12月20日までに銀行へGO(最終営業日でも間に合うけど……)

12月の銀行営業日までに金融機関窓口で手続きで間に合います。

倒産防止共済を提供している中小企業基盤整備機構(略称:中小機構)に
電話して確認しました。
⇒ コールセンター 050-5541-7171 【受付時間】 平日:午前9時~午後6時

提示資料に不備があると申し込み失敗してしまうので、早め早めが吉。
ネットで見た感じだと「20日くらいまでに行け」
税理士さんは伝えていらっしゃる様子。

申込書は受付窓口となっている金融機関においてあるので、
別に中小機構の公式サイトから取り寄せなくても大丈夫!

ちなみに、公式サイトから取り寄せると1週間かかります(←経験者は語る)
(PDFダウンロードして印刷だったら、自宅で出来るのに!!
 複写式になっているから、ダウンロードだと無理なのか???)

12月後半に申込書を取り寄せてたら、最悪、今度の確定申告に間に合わなくなっちゃうし、
そうでなくても、月が変わると積み立てられる金額が1ヶ月分減っちゃうし、
申込書の到着を待つよりも、まず金融機関に行ったほうが良いです。

ギリギリ手続きは「振込で前納」が大前提

あとで申込書の書き方のところで詳しく説明しますが……
ギリギリに動くなら、申し込みの際には振込で前納する必要があります。

口座振替だと手続きに2ヶ月くらいかかっちゃうので間に合わなくなっちゃいます。

ちなみに「ネットで10月までにやらないと間に合わない」と言っている方がいるのは、
おそらく口座振替での前納を想定しているのだと思われます(もしくは2年目以降?)

大丈夫! 初回で振り込みなら12月でも間に合うよ!!

【初年度限定】最高460万円を積み立てられる裏技

そもそも論なのですが、11月とか10月とか早く動けるなら、絶対早く動いたほうが良いです。
(もちろん、売上がたくさん出てて、少しでも経費をたくさん作りたい場合ですが)

さっきもチラッと言いましたが、初年度限定で240万を超えて前納できるからです。

というのも、「11月もあと数日で終わり」というタイミングで
中小機構に電話したところ中小機構の方に
「お客様、そしたら急いだほうがいいです。
 今なら13ヶ月分積み立てられます!」と言われたのでした。

倒産防止共済は本来「毎月」積み立てるもので、前納は向こう1年分を一気に行うもの。
支払った年で経費算入できます。

積み立ての最高月額が20万円なので、
11月に申し込み&振り込みができたなら、まず11月分として20万円
そして、12月から年払いで20万円×12ヶ月=240万円
合計で260万円入れられるというわけです。
(↑の申込書の書き方は、あとで説明しますね)

もしも、年の初めから取り組みができていたなら、
1月〜11月分を毎月支払いしていき、そこまでで220万円
さらに、12月に年払いで前納して240万円つっこめたのでした……
そうしたら、合計460万円! すごいなぁ。いいなぁ……

倒産防止共済って、そもそも何?

「倒産防止」という言葉の響きから、
「私には関係ないし……」と思っていたのですが、めっちゃ使える制度でした。

倒産防止共済のパンフレット

詳しくは、公式サイトの「経営セーフティ共済とは」を見たほうが良いですが、
節税目的なら、このくらい知っていればOK
 ↓↓↓
・本来は連鎖倒産を防ぐ制度!……でも、税金対策に超有効(全額が経費になる!)
・前納できて、1年以内の前納掛金も払った年の経費にできる
・【申込条件】指定業種で1年以上事業継続の必要あり
・掛け金は5000円〜20万円/月額で選べる(変更も自由)

どういうことか説明していきます!

本来は連鎖倒産を防ぐ制度!…税金対策に超有効(全額が経費)

倒産防止共済とは、
取引先の倒産によって連鎖倒産しないようにサポートする制度です。
イザという時に、掛け金の10倍まで借り入れができます。

……というのが、表向きの説明ですが、
実際のところは節税目的で使う人がほとんどではないでしょうか?
(中小機構に電話問い合わせしたら、
「次の確定申告で必要経費にしたいということでしょうか?」と確認されました笑)

大事なのは「全額を必要経費」にできるってこと。
生命保険とか、全額控除にはならないじゃないですか。
全額を経費にできるってありがたいですよね……

しかも、必要な時にあとで取り戻せるし、一度解約しても再加入OK
売上の波がある個人事業主の味方ですね!

★ 中小機構のサイトにあるのは「経営セーフティ共済」なので、
おそらくこっちが正式名称っぽいのですが……
申込窓口となっている金融機関に「経営セーフティ共済」と言っても
「経営セーフティネット??? (それなんですか?)」的な感じでまったく通じません。

「中小企業倒産防止共済制度」という別名があり、
「倒産防止共済(とうさんぼうしきょうさい)」と言えば、一発で通じます。

倒産防止共済=経営セーフティ共済です。

前納できて、1年以内の前納掛金も払った年の経費にできる

これがあるので、
【初年度限定】最高460万円を積み立てられる裏技」ができるのですね。

初年度なら、1月に加入して、1〜11月分を毎月支払いしていき、そこまでで220万円
さらに、12月に年払いで前納して240万円つっこめて、
合計で460万円までを全額経費にできます。

翌年以降も、年払いで前納ができるので、
利益が出そうだとわかれば、また前納手続きをして
20万円×12ヶ月分 = 240万円を経費にしちゃえばいいですね。(金額調整は自由です)

助かります……

【申込条件】指定業種で1年以上事業継続の必要あり

条件は2つ!

・継続して1年以上事業を行っている
・指定業種に入っている

▼指定業種一覧 (中小機構HPより)
tousanbou-kanyushikaku

業種が結構、厳しいです。

申込窓口の金融機関の方も
「表の中にある記載のとおりでないと(申し込みが)通らない」とのこと。
(資本金とか出資総額は、個人事業主の場合は記載不要なのでご安心を)

私、確定申告書の職業欄には「ライター・ITサービス業」的な記載をしていたのですが、
今回の倒産防止共済の申込書では、業種「情報処理サービス業」という感じで、
指定業種に合わせて記入するようにと金融機関の方から言われました。
(IT=情報処理なので、同じ意味なんですけどね(-。-))

掛け金は5000円〜20万円/月額で選べる(変更も自由)

節税対策なら、MAXの20万円つっこむ気がしますが……
金額は5000円単位で自由に選べます。

増額も減額も自由(ただし、申請は必要)
かなり柔軟で良いですね。

【経験者が語る】1日でできる効率の良い申し込み手順

実際にやってみてわかったのですが、
なるべく早く申し込みを完了させたいなら、こんな感じで動くのが効率が良いです。
その日のうちに申し込み完了できますよ!

口座がある金融機関に電話して申込意思を伝える
 ↓
申し込む金融機関の口座に前納の掛け金を入れておく
 ↓
必要書類を用意(税務署に行って納税証明書を取得)
 ↓
金融機関窓口で申込書を受け取る
 ↓
申込書を記入(意外とトラップあり)
 ↓
必要書類を添えて、金融機関窓口で申込&前納金振り込み
 ↓
あとは契約書類が届くのを待つだけ

詳しく見ていきましょう。

口座がある金融機関に電話して申込意思を伝える

申し込み先は、中小機構に直接はできません。
商工会議所などの団体か、金融機関です。

申し込み窓口となっている金融機関一覧はこちら
 ↓↓↓
【経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)】代理店(金融機関)一覧

経営セーフティ共済への加入手続きは、中小機構と業務委託契約を締結している機関で、会員(組合員)となっている団体または融資取引がある金融機関の本支店の窓口で行ってください。
なお、ゆうちょ銀行、農業協同組合、労働金庫、新生銀行、あおぞら銀行、外資系銀行、インターネット専業銀行等は、経営セーフティ共済をお取扱いしておりませんのでご注意ください。(中小機構公式HPより)

都市銀行、地銀、信金なら大丈夫。
ゆうちょ銀行、ネット専業銀行はダメ(T-T)

私は仕事に使っている口座はネット専業銀行がメインだったのでダメ……

それに、そもそも融資なんて受けてないので、いきなり行き詰まった……のですが、
仕事に使ってない個人口座しかない金融機関に
「倒産防止共済の申し込みをしたいのですが……」と、相談してみたら OK でした。
(中小機構の方いわく……
 融資を受けてなくても良いが、受けてると提示書類が省略できるらしい)

というわけで、まずは
申し込みを受け付けてもらえるか、
手持ちの口座の金融機関の窓口にコンタクト
を取りましょう。
(初回は振込で前納するにしても、
 翌年からは口座振替で掛金を納付していくので口座必須です)

銀行さんによっては
「口座開設から1年以上経ってないとダメ」と、おっしゃるところもあるようです。

私は手持ちの口座があって支店が近い「三井住友銀行」と
地元の信金(貯蓄口座しか作ってないところ)に電話してみました。

どちらも、
・申込書類は窓口で渡していただけること、
・申し込みに必要な書類
を教えてくれました!

信金さんのほうが対応が親切だったのと自宅から近かったので
私は地元の信金から申し込むことにしました m(__)m
(今後のいろんな手続きが加入したときの窓口経由になるので、
 自宅から近いほうが何かと楽かなと……)

申し込む金融機関の口座に前納の掛け金を入れておく

これはあくまで効率良く進めるために、というくらいですが……

掛金の前納は振り込みでするので、もしも他の金融機関の口座にお金が入っているなら、
申し込みのその場で振り込みまで完了できるように資金移動をしておくとスムーズです。

必要書類を用意(税務署に行って納税証明書を取得)

必要書類はふたつ。
(白色申告の場合は3つです)

・税務署の受領印のある確定申告書
・納税証明書(その1)
・【白色申告の場合】 確定申告書を作るのに使った帳簿

※ いずれも提示です。コピーを取られて原本は返ってきます

税務署の受領印のある確定申告書

フリーランスをやっていると、何かと使い道のあるやつですね。
税務署の受領印があるものがマスト。

確定申告書を郵送提出してるとかで、控えに押印がない場合は……
中小機構に相談してみてくださいませ。

納税証明書

電話口の中小機構の方いわく、納税証明書については
「急いでいるなら、税務署に行ってもらってくるのが早い」とのことでした。

また、納税証明書は
「確定申告書に記載された予定、確定の税額を納付したことを証する
 領収書で代えることもできます」
とのことです。 (中小機構HPより)

私の場合、前年度は還付だったので、
中小機構の人に電話でその旨を伝えたら、
「そうしたら、税務署から振込通知のハガキが来たでしょ? それで大丈夫!」
だそうで、書類は手元にあるものだけで揃いました m(__)m

ちなみに、金融機関の方からは、最初
「納税証明書が必要なのですが……」と言われたのですが、
「中小機構に、これこれこういうわけで、これで良いと言われたんです」と伝えたところ
中小機構に電話で確認を取ってくださり、振込通知のハガキで無事に申し込みができました。

【白色申告の場合】 確定申告書を作るのに使った帳簿

白色申告の場合、帳簿の提示が必要です。
加入資格のところで、会計の透明性がないと加入できないと書いてあるので、
そのエビデンスとなるのだと思います(多分……)

「帳簿は……ノートでも何でもいいから、付けてませんか?
 あ、会計ソフトで記帳しているの?
 そしたら、お手数ですがね、それを印刷してもらって。
 提出でなくて、提示で、窓口で見せてもらったら、必要な箇所だけコピーとリますから」

とのことでした。該当されるなら、ご準備を。

金融機関窓口で申込書を受け取る

さて、諸々の必要なものが揃ったら、申し込みに先立って、一度
申込書だけもらってくることを個人的にはオススメします。

倒産防止共済の資料一式

……というのも。
申込書の記入に意外と時間が掛かります

私は、小規模企業共済も併せて申し込んだのですが、
ふたつの申込書に記入するのに50分近く掛かりました……(T-T)

「現在地での営業年数:○年○か月」
「現業種での営業年数:○年○か月」とかの記入欄があって、
「あれ? どうだったっけな?」と、記録をひっくり返しながら記入したためです。

金融機関の記載台での記入は焦りますから、先に金融機関に立ち寄って申込書だけもらって、
自宅に持ち帰って、ゆっくり書くほうが安心かな、と思います!

申込書を記入 ← 私が悩んだところの解説付きで説明します!

いよいよ、申込書の記入です。
記入するのは2枚、3箇所です。

1) 契約申込書
2) 掛金預金口座振替届出書 ← 契約申込書の右についている
3) 重要事項確認書 兼 反社会的勢力の排除に関する同意書

記入例が付いているので、基本的には、それに従って記入すればOK
 ↓↓↓
倒産防止共済契約申込書記入例

とは言え、何ヶ所か迷って、確認しながら記入していったので
ひとつずつ説明していきますね!

契約申込書

「契約申込書」の記入がいちばん大変です。「実印」の押印も必要になります。
(公式の記入例もリンクしておきますね!)

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記入する項目は15箇所です。(結構ある……)

①-1 事業所の所在地

(①-2 登記上の住所) ← 個人の場合は記入不要

② 事業所の名称:屋号を書きます。ない場合は記入不要

③ 事業所の電話番号

④ 代表者氏名または個人事業主氏名 (「実印」を押印)

⑤ 代表者または個人事業主の生年月日

⑥ 企業形態:個人事業主なら、「11 個人」 に○する

(⑦ 資本金または出資金) ← 個人の場合は記入不要

⑧ 従業員数:常時使用する従業員数。いない場合は「0」と書く

⑨ 主たる業種:指定業種どおりに書く ← 大事!!

⑩ 現在地での営業年数:○年○か月

⑪ 現業種での営業年数:○年○か月

⑬ 最近1年間の売上高:
加入申込日前1年の売上高ですが、直近の確定申告の売上でOK!
私の場合、「直近1年の売上」と「直近の確定申告の売上」が数倍違っていたので、
金融機関の方に確認したら、「確定申告のほうで書いてください」とのことでした。
申し込みにそんなに影響しないらしい。金融機関の方いわく。

⑬ 国税滞納状況:「1 滞納していない」に○する (滞納していると申し込めない)

⑭ 掛金月額:5000円〜20万円の間で5000円単位で指定

⑮ 決算月:個人なら「12」月

⑯ 掛金前納申込:次回の確定申告に入れたいなら……
「1 希望する」 → 「イ 振込による前納を希望する場合」 → ○○ヶ月分 金額記入
※ 初回口座振替時に前納希望もできますが、2ヶ月先以降になっちゃうので、
急いでいるなら「振込」を選択して振り込みましょう。
例:11月に申し込むなら、MAXで13ヶ月分前納、金額はMAXで260万円

掛金預金口座振替申出書

「掛金預金口座振替申出書」は、「契約申込書」の右側についてます。
 ↓↓↓
倒産防止共済申込書

これはそんなに悩むことないですね。
記入箇所は9箇所です。実印と金融機関の届出印の押印箇所もあります。
(公式の記入例)

・記入日

・事業所の所在地

・電話番号

・事業所の名称

・代表者氏名または個人事業主氏名 (「実印」を押印)

・金融機関名

・預金種目:普通 or 当座

・口座番号(右詰めで記入)

・口座名義人 (金融機関届け出の肩書き、代表者名も記入)

最後に、金融機関の「届出印」を押して終わりです。

重要事項確認書 兼 反社会的勢力の排除に関する同意書

「重要事項確認書 兼 反社会的勢力の排除に関する同意書」も、あんまり悩むことないです。
これも実印の押印が必要。

tousanbou-hansha

内容を読んで、問題ないかチェックを入れていく感じですね。

最後に、署名します。

・確認年月日

・事業所の所在地

・事業所の名称

・代表者名または個人事業主氏名 (「実印」を押印)

必要書類を添えて、金融機関窓口で申込&前納金振り込み

これで、ひととおり揃ったので、金融機関の窓口に申込に行きましょう。

ちなみに、仮に申込書の記入が全部終わっていたとしても、
時間は1時間くらいは見ておいたほうが良いです。

あくまで、私の場合ですが……

11:20 金融機関着、申込用紙記入開始
 ↓
12:10 申込用紙記入完了
(小規模共済の申込や、個人事業主の信金口座の新規開設もしたので時間掛かった)
 ↓
12:50 全手続き完了!

という具合に、時間がかかったので(^^;

▼ 持ち物一式
・税務署の受領印のある確定申告書
・納税証明書(その1)
・【白色申告の場合】 確定申告書を作るのに使った帳簿
・申込書一式
 1) 契約申込書 ← 記入例も持っていったほうが安心
 2) 掛金預金口座振替届出書 ← 契約申込書の右についている
 3) 重要事項確認書 兼 反社会的勢力の排除に関する同意書
・実印 (印鑑証明は不要)
・銀行届出印

金融機関の窓口に行ったら、
普通通り番号札を取って、呼ばれたら窓口に行って、
「倒産防止共済に加入したいとお電話した○○ですが……」と書類を出します。

申込書を出すと
「振込で前納ですか?
 そうしたら、振込用紙の記入もお願いします」と言われるので記入します。
中小機構の振込先口座は、金融機関の人が教えてくれます。

振込手続きをして、控えの書類を受け取ったら、いったんやることは終わりです!
おつかれさまでした!!

あとは契約書類が届くのを待つだけ

私も、この11月末に申し込みをしたばかりなので
手元に加入証書みたいのは、まだ届いていません。

届いたら、またレポートします!

申し込み後に忘れずにやること

そして、ここから先は私は未経験ですが……
こんな工程があるようです。

・必要経費にするために確定申告書に明細を添付(自作して添付)
来年も前納するなら前納申請をしておく/10月まで)

これも、実際にやったらレポートしますね!

まとめ

★ 倒産防止共済の申込は12月の金融機関営業日まで可能
  (↑ 個人事業主で、次の確定申告に経費にMAX掛金240万円を入れたい場合)

★ 急いでるなら、申込先は都市銀行や地銀、信金
  ネットバンクやゆうちょ以外の金融機関で、口座を持っているところの窓口に行く。

★ 申込用紙は金融機関の窓口でもらえるので取り寄せ不要

★ 持ち物は、確定申告書(受領印付き)、納税証明書、実印、銀行届出印、申込書一式
  (申込書は、金融機関でもらって、その場で書いてもOK)

「知らないって怖いな」って思いました……
そして、「知ってたら、8月くらいにはやってたのに!」とも(笑)

今回の記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。

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